活動報告

平成28年度事業報告(学生交流委員会)

事業報告の概要

委員長校 :神戸親和女子大学

副委員長校:甲南大学

委員校:関西国際大学、関西学院大学、聖和短期大学、甲南女子大学、神戸大学、
神戸海星女子学院大学、神戸学院大学、神戸松蔭女子学院大学、神戸女学院大学、
神戸女子大学、神戸常盤大学、神戸常盤大学短期大学部、神戸山手大学、
神戸山手短期大学、園田学園女子大学、園田学園女子大学短期大学部、宝塚大学、
兵庫県立大学  計20校

目的

学生交流委員会では、学生プロジェクト事業、神戸市社会福祉協議会・ひょうごボランタリー プラザ共催学生ボランティア事業、日本財団学生ボランティアセンター協働 防災・災害 復興支援学生ボランティア育成事業の3つの事業により、コンソ加盟大学の学生に対して、 他大学の学生との交流、自治体・企業など地域社会との交流、被災地との交流、社会人との交流等の場を提供することにより、参加した学生に様々な交流を促し、この経験が大学 4年間の学生生活の充実に資するよう、各種プログラムの内容の充実を図り、実施したいと考える。 

内容

学生プロジェクト事業は子どもや保護者、他大学生との交流事業として、昨年度に引き続き (第2回)「キッズフェスティバル」を実施した。学生ボランティア事業は、過去5年間の経験を 踏まえ、学都仙台コンソーシアム(尚絅学院大学、東北学院大学)、神戸市社会福祉協議会、ひょうごボランタリープラザ(兵庫県社会福祉協議会)との連携をベースに登録ボランティア制度を継続し、従来の宮城県名取市でのボランティア活動に加え、熊本県益城町での活動も新たに展開した。日本財団学生ボランティアセンター協働 防災・災害復興支援 学生ボランティア育成事業は平成27年から3ヵ年継続事業としての枠組みであり、 昨年度に引き続き継続(2年目)し、フィールドワークや研修を行い、防災・災害・復興支援 活動に取り組むことができる学生ボランティアの育成に努めた。また事業の実施体制として、ユニット制を実施した。上記3事業に基づく3ユニットのいずれかに全委員校が参加し、ユニットごとに企画立案から実施まで一貫して行った。ユニット制の実施により、各加盟校のコミットメントを増やし、多くの加盟校が主体的に参画することにより、以前より学生交流の実質化に繋がった。

期待される効果

学生交流委員会では、この3つの事業により、コンソ加盟大学の学生に対して、他大学の学生との交流、自治体・企業など地域社会との交流、被災地との交流の場を提供することができる。また参加した学生に様々な交流を促すことにより、学生自らが他大学の学生と協働し企画を実現することによる能力向上の機会も提供する。

(実施プログラム概要)
@ 学生プロジェクト事業
プログラム名 事業分類 国際交流・社会連携・地域交流・高大連携・学生交流・情報交流・発信・その他
  キッズフェスティバル2016
目的 <活動目的・ねらい・など>
学生プロジェクト事業は、大学コンソーシアムひょうご神戸に加盟している大学の学生に、子どもとの交流、親御さんとの交流、他大学生との交流を通じて、自ら考え行動する力を身につけることはもとより社会に適用するために求められる「社会人基礎力」を身につけることを目的とする。 特に、将来、子どもに関わる仕事ひとに触れ合う仕事を希望している学生にとっては、貴重な体験となる。 このプロジェクトによって現場体験することで、企画力、調整力、対応力、実践力、コミュニケーション力等が身につき、有意義な学生間交流が図られると期待している。
内容 【実施内容】
学生プロジェクト事業は、「学生と子どものふれあいを通した学生の交流」をコンセプトに据え、イベントの企画・立案、イベントの運営等のマネジメントを行うことで、自ら考え行動する人材の育成および企画力、創造力や運営力等、学生が社会で求められる適応力を身につけることを目的として実施。「キッズフェスティバル」と題し、「子ども」をテーマにイベントを企画、運営する。具体的には、子どもたち(キッズ)を対象とした、「スポーツ」、「音楽」、「食」、「あそび」、「ものづくり」等の小テーマを設定し、各大学から学生が参加する。

企画・運営の進行方法など
参加大学の運営スタッフ(学生リーダー1名、サブリーダー(参加大学から最低1名)とともに、参加学生全員を対象に学生実行委員会 会議(計4回)、会場下見見学会(計1回)を実施。各団体が、大学間、団体間の枠を越え、連携、協力しあい実施していくことで、企画段階から他大学の学生および教職員、他団体の学生および教職員の間での交流が深まった。
今回は、会場であるこべっこランドの全面的なご協力を得て、スムーズに運営を行うことができた。

【結果】
学生プロジェクト事業は、大学コンソーシアムひょうご神戸に加盟している大学の学生に、子どもとの交流、その保護者との交流、他大学生との交流を通じて、自ら考え行動する力を身につけることはもとより社会に適用するために求められる「社会人基礎力」を身につけることを目的とした。特に、将来、子どもに関わる仕事、ひとに触れ合う仕事を希望している学生にとっては、実践の場ともなり貴重な体験となった。このプロジェクトによって現場体験することで、企画力、調整力、対応力、実践力、コミュニケーション力等が身につき、有意義な学生間交流が図られ、この活動主旨はクリアされたと感じている。
イベントの運営企画する主役は学生であるとし、学生主体の運営会議を4回(学生のみ:平均36人参加)と、会場下見見学会(学生のみ:40人参加)を1回行った。各会議では、学生同士意見をシェアし、ともに助け合い、譲り合うなどの他大学学生間での自発的な交流の姿が見られた。また、イベント前日の準備にも学生108人が参加し、スムーズに効果的に準備を整えることができた。
ただ当日は、会場のフロアーがわかれている(7Fと4F)こともあって、予想していたとは言え、やりにくい面は否めず、次年度の課題としたい。
実施概要

キッズフェスティバル2016当日
【開催】2016年11月27日(日) 午前の部 10:00-12:00/午後の部 13:00-15:00
【場所】こべっこランド(神戸市総合児童センター)
【主催】大学コンソーシアムひょうご神戸
【共催】こべっこランド(神戸市総合児童センター)
【参加者数】子ども (第1部158人)(第2部274人)、おとな(第1部110人)(第2部193人)、合計 (子ども432人)(おとな303人)(全体735人)

【出展参加ブース】
関西国際大学      (2ブース)    
関西学院大学     (2ブース)
神戸海星女子学院大学  (1ブース)    
神戸女子大学     (2ブース)
神戸女学院大学    (1ブース)    
神戸常盤大学     (2ブース)
神戸親和女子大学   (10ブース) 
合計 7大学20団体   (20ブース)

キッズフェスティバル2016準備
【日時・参加学生数(別途:教職員、運営スタッフ合計)】
○学生実行委員会 
@7月4日(月)   34人(4人)
A7月17日(日)  40人(4人)
B10月12日(月) 31人(5人)
C11月8日(火)  41人(4人)


○会場見学会   7月17日(日)・40人(4人)
○前日準備    11月26日(土)・108人(7人)
○反省会・交流会 11月27日(日)・104人(16人)

【場所・時間】
○学生実行委員会
場所:@BC 神戸親和女子大学 三宮サテライト教室、
       時間:18:30-20:00
   Aこべっこランド 時間:13:00からの会場見学会後(14:00)

○会場下見見学会  場所:こべっこランド、時間:13:00-14:00
○前日準備    場所:こべっこランド、時間:13:00-17:00
○反省会・交流会  場所:オールド・スパゲティ・ファクトリー神戸店、時間:17:00-19:30

運営体制 学生交流委員会(担当:神戸親和女子大学)、大学コンソーシアムひょうご神戸事務局
成果 報告書をまとめるにあたり、イベント終了後に参加20団体にアンケートを実施した。
自分の催しを振り返っての良かったところ、今後工夫が必要なところや来場者への対応について振り返りをお願いした。
以下の7点について、活動する前と活動してからの自分達の成長度合いを5段階にして評価していただいた。

@ 企画力:立案し、プレゼンを行い、その企画を実現させる力
A 創造力:アイディアを出し合い企画する力
B 運営力:所属する団体組織を引率したり、協力し合う力のこと
C 対応力:他大学学生間、参加者
     (子どもとその保護者の方)に対応する力のこと
D 実践力:企画したアイディアを実行するための力
E コミュニケーション力:他大学学生間、
参加者(子どもとその保護者の方)に対応する力のこと
F 社会で求められる適応力:キッズフェスティバル2016の実行委員のメンバーの一人としてがんばる力

キッズフェスティバル2016に参加されてどうでしたか?というところで、以下の3つの質問をしたところ、
1)参加してよかった 2)どちらとも言えない 3)次回参加を控えたい 
アンケートに回答した20団体(回収168名)の155名(92.3パーセント)から、“参加してよかった” という回答があった。催しを通じて地域の子どもやその保護者とのふれあい、他大学の学生との交流をあげる意見も多くみられ、コンソーシアムの主旨である学生交流という点で有効であったと感 じとれた。
また、団体間や学生間の積極的な交流も見られた。ほとんどの学生が、子どもとの関りについて答えていて、「たくさんの子どもと関われてよかった」、「子どもの笑顔が見れてよかった」、「子どもが喜んでくれてうれしかった」、「とても楽しかった」等とあった。また、「貴重な経験ができた」、「他のブースがとても参考になった」、「色んなことが勉強になった」等、やりがいや満足感を示す答えが多かった。必ずやこの経験が、今後に生かされることと期待している。
改善提案と対策 会場の確保が課題である。立地条件が良く、広いスペースで、使用料が安ければ言うことはないが、そんな場所はまず見当たらい。               
昨年度は王子動物園、今年度はこべっこランドで開催し、どちらもご協力・ご配慮をいただいた。特にこべっこランドでは、共催としていただき、使用料は無料としてくださった。時点で、こべっこランドに勝る会場は考えられない。
次年度は、参加加団体の絞り込み等をするなども視野に入れ、安全で楽しいフェスティバルの開催を検討して行きたい。
A-1 神戸市社会福祉協議会・ひょうごボランタリープラザ共済学生ボランティア事業
プログラム名 事業分類 学生交流
学生ボランティア事業
目的 <活動目的・ねらい・など>
被災者との交流を通じてボランティアなど自分たちの身の回りで何ができるのかを見つめ、被災地から得た熱意と 共感をもとに地域での活動に繋げる。  被災地での体験・交流を行い、改めてひょうご・神戸の現状を理解し、今後の自身の可能性やあり方を問う機会を 学生時代に提供し、社会人になっても、地域を担う人材の養成に繋げる。
内容 東日本大震災の被災地の復興支援のため、平成23年度から計8回(宮城県6回、岩手県2回)、ボランティア活動を実施してきた。この5年間の経験を踏まえ、今年度も学都仙台コンソーシアムのボランティア担当校である東北学院大学や尚絅学院大学、神戸市社会福祉協議会との連携の下、実施。
また、平成28年度からは新たに阪神淡路大震災の被災地である地元神戸での活動も実施。
阪神淡路大震災について学ぶとともに、復興住宅集会所や地域でのボランティア活動を行った。

【具体的な進め方】
平成28年度も、前年度ボランティア事業に参加した学生から学生ボランティアリーダーを募り、企画運営に参加してもらい、新たに募集する登録ボランティア学生向けの各種研修会、現地でのボランティアニーズ調査等の運営サポートや報告書の作成等を担ってもらい、学生自身の企画立案による意味のある交流ボランティアプログラムとして実施している。
また、神戸での活動については、神戸市社会福祉協議会のコーディネートを軸に展開した。

【開催時期】
2016年4月より募集開始し、8月下旬に宮城県名取市で3泊4日(現地1泊車中2泊)のボランティアを実施した。
10月には神戸市内でボランティア活動を体験し、引き続き11月も神戸でのボランティア活動を継続展開した。
12月に振り返りの会を開催し、3月に報告書が完成する。
        
【活動場所】宮城県仙台市・名取市、兵庫県神戸市等 
【参加者数】学生リーダー11名、学生登録ボランティア23名 計34名
(参加学生の内訳は以下のとおり。関西国際1名、関西学院4名、甲南10名、神戸市外大1名、神戸松陰女子学院2名、神戸女子8名、神戸女子短期1名、神戸親和女子1名、神戸常盤1名、兵庫教育3名、兵庫県立1名、流通科学1名)
実施概要

■東北でのボランティア活動
【日時】8月27日(土)〜8月30日(火) 3泊4日(車中2泊)
【場所】 宮城県名取市:仮設住宅(愛島東部、植松入生)、復興住宅(美田園北団地)、児童センター(増田、名取が丘)、尚絅学院大学

■事前研修および事後報告会
・ 5月14日(土):オリエンテーション、第1回研修会
・ 5月28日(土):第2回研修会、ボランティアミーティング
・ 6月25日(土):第3回研修会、ボランティアミーティング
・ 7月 2日(土)〜3日(日):事前ヒアリング報告会
(学生4名、スタッフ2名により上記ボランティア活動場所を訪問しニーズ調査を実施)
・ 7月 9日(土):事前ヒアリング報告会、ボランティアミーティング
・ 8月 6日(土):ボランティアミーティング
・ 8月20日(土):ボランティアミーティング
・ 9月17日(土):第4回研修会
・10月 1日(土):ボランティアミーティング
・10月〜11月 神戸でのボランティア活動の実施

以下は事務局より提供する地域ボランティア活動
■ぽっぽくらぶ、細田児童館、喫茶カーナ、ベルデ名谷等神戸市社会福祉協議会関連施設での実習
・11月     ひょうご・神戸でのボランティア企画の実施
・12月3日(土)全体振り返りの会
・翌年3月   報告書完成
※この他に、6月に熊本ボランティアを神戸市社会福祉協議会と実施した。(参加者11大学24名)。
経費は神戸市「パートナーシップ活動助成金」の申請、神戸市社会福祉協議会の経費負担、大学コンソーシアムひょうご神戸学生交流委員会の経費負担はなしで実施した。

   
運営体制 学生交流委員会ボランティア事業ユニット校(リーダ校:甲南大学、神戸女子大学、神戸大学、兵庫県立大学)
共催:神戸市社会福祉協議会
協力:学都仙台コンソーシアム大学間連携災害ボランティアネットワーク(東北学院大学)、尚絅学院大学、 名取市社会福祉協議会
成果

昨年度に引き続き学生が企画立案を行い、実現可能性について、6月の事前ヒアリングで検証する機会を設けたため、より現実的なボランティア計画を策定することができた。また自分たちの企画であることから、準備や当日の運営や後片づけ、
事後報告会までの一連の活動について、しっかり行うことができた。さらに前回参加学生から希望を募り「学生リーダー」という形で本事業に参加してもらったため、昨年度の経験を活かした充実した活動を行うことができた。
今年は初めて復興公営住宅での活動も行うことができ、5年間の継続した活動の重要性を認識することができた。多くの子供たちや仮設、復興公営住宅にお住まいの方々と交流ができ、参加した学生には、被災地の現状、 今現在求められていることを考える貴重な機会になったと思われる。また東北学院大学、尚絅学院大学、神戸市社会福祉協議会との連携が活動の幅を広げ、着実に各種取り組みの充実に繋がっている。
参加した学生から、普段経験できない多くのことを学ぶことができた、子供たちや高齢者の方々に喜んでもらうことができたとの感想もあり、今回の活動は、参加学生にとって、有意義なものとなっていることを確信する。さらに今年度は地元神戸でのボランティア活動も実施することによって、学生のボランティア活動の幅をひろげ、地域福祉という観点からのボランティア活動についても学生が学ぶことができるプログラムとして設定している。また6月に復興庁で行われた『若者DAY』への採択や防災甲子園への申請により、大学コンソーシアムで継続してきた活動の実績報告及び活動の意義を確認することができ、活動している学生にとっても大変充実した機会を得ることができたと考える。
今後、本活動の成果を発信するために、編集委員会を立ち上げて報告書を作成し、加盟大学や関係機関等への配付を行う予定である。
さらに今年度も外部からの補助金等を獲得し、経費削減にも努めることができた。
 兵庫県の「復興サポート事業」から80万円の助成金、『絆』ボランティアバス助成から32万円の計112万円を獲得し、実施コストの削減にも努めることができた。

改善提案と対策 改善点としては、次年度へ向けた学生ボランティアの育成、があげられる。
プログラムについては、学生リーダーの意見を反省会等において集約し、次年度の運営に活かす必要がある。
また共催相手である神戸市社会福祉協議会との連携についても、改善の余地がある。
現在のボランティア活動について大学コンソとしては参加学生へのボランティア教育に重きを置いて実施しているが、神戸市社会福祉協議会は地域福祉という観点も重要視しており、活動内容の調整が必要となる。また、今後は熊本への
支援も検討に入れる必要があり、宮城県名取市でのボランティア活動の継続についても判断する必要がある。
継続性としては、今までの経緯を踏まえると、参加学生の貴重な経験の機会と捉えれば継続すべきである。
また、被災地では求められるボランティアの内容が変化してきているという面もあるが、一方で仮設住宅及び復興公営住宅にお住まいの方や児童センターの子どもたちに大変喜んでいただいた事実もある。
その点も踏まえ、学生教育および地域福祉の両点から、継続できるプログラムのあり方について、各関係機関と検討する必要がある。
A-2 神戸市社会福祉協議会・ひょうごボランタリープラザ共済学生ボランティア事業
プログラム名 事業分類 社会連携・地域交流・学生交流・情報交流・発信
全国学生ボランティア交流フォーラムIN神戸
目的 <活動目的・ねらい・など>
東日本大震災から5年経ち、復興のフェーズが変わってきている。
東日本大震災のボランティアに参加した学生が、東北をはじめとした被災地が現在抱えている課題や今後生じうる課題に対して何ができるのかについて、阪神・淡路大震災から22年経った神戸で蓄積された知見、経験から学び、考え、今後の活動に生かすことを目的に実施。
内容

東日本大震災のボランティアに参加した学生が、東北をはじめとした被災地が現在抱えている課題や今後生じうる課題に対して何ができるのかについて、阪神・淡路大震災から22年経った神戸で蓄積された知見、経験から学び、考え、今後の活動に生かすことを目的に、「全国学生ボランティア交流フォーラムIN神戸」を復興庁との連携の下、実施した。

実施概要

■日 時:2017年2月15日(水)〜17日(金)(2泊3日)
■場 所:@兵庫国際交流会館
     (大学コンソーシアムひょうご神戸事務局) 
     A人と防災未来センター 
     BHAT神戸復興住宅 
     Cふたば学舎 
     D甲南大学 平生記念セミナーハウス
■参加者:平成28年6月に開催された復興庁主催の「若者DAY」に参加した大学、東日本大震災発災直後から大学コンソーシアムひょうご神戸と連携している尚絅学院大学、東北学院大学、宮城県、熊本県等でボランティア活動を積極的に実施している大学、及び2016年大学コンソーシアムひょうご神戸主催の東北被災地ボランティアに参加した学生、計22大学45名の学生

(加盟大学参加者は以下のとおり
関西学院1名、甲南5名、神戸学院2名、神戸市外1名、神戸松陰2名、神戸女子2名、神戸親和3名、流通科学1名の計8大学17名)
・阪神・淡路大震災の際に被災者支援を行い東日本大震災でも活動をしているNPO等の活動団体(ワークショップのアドバイザ―として参加)。
・上記の他、一般市民、大学生

■プログラム:
(1日目):2017年2月15日(水)、活動場所:神戸市灘区・中央区
@オリエンテーション
A阪神淡路大震災について学ぶ
B被災地神戸での現在の取り組みを学ぶ
C学生及び関係者懇親・交流会
(2日目):2017年2月16日(木)、活動場所:神戸市長田区・中央区
D長田の街を見学し震災後22年の神戸を学ぶ、E阪神淡路大震災から22年:神戸市の取り組み、
F参加大学からの活動報告T
G震災復興ワークショップT
H被災地神戸のまち歩きツアー
(3日目):2017年2月17日(金)、活動場所:神戸市東灘区
I参加大学からの活動報告U、
J震災復興ワークショップU、
K3日間のプログラムのまとめ

運営体制 主 催:大学コンソーシアムひょうご神戸 学生交流委員会
共 催:神戸市社会福祉協議会、ひょうごボランタリープラザ、ふたば学舎、甲南大学
後 援:文部科学省、復興庁、兵庫県、神戸市、人と防災未来センター
協 力:117KOBEぼうさい委員会、神戸防災技術者の会(K-TEC)
協 賛:活ノ藤園
成果

阪神淡路大震災から22年経つ神戸での知見を関係者とのディスカッションからより深く学び、今後の東北、熊本でのボランティア活動に繋げる機会を提供できた。また、プログラムどおり順調に実施することができ、参加者アンケートでは、フォーラムへの参加について、大変満足、満足が97%を占めるなど、参加学生の満足度の高さについても確認することができた。
最終日には、「この3日間の活動を今後東北・熊本の復興にどのようにつなげるか」という課題に、東北や熊本、首都圏、関西圏など各地域に分かれて話し合い、活発な意見交換がなされた。
東北・熊本の復興につなげるとともに、今後起こりうる被災地への支援活動の在り方についても考えることができ、全国の学生が「つながる」きっかけづくりができた。
また、このフォーラムをきっかけに、熊本から参加した学生が当コンソの熊本復興支援ボランティアプログラムに応援に来てくれたり、神戸の学生と熊本の学生がつながり熊本での活動が展開されている。また一般参加していただいた東京の大学のボランティアコーディネーターと岩手県立大学からの参加学生ともつながりができていることも確認するなど、当該フォーラム実施後、より実質的な様々な「つながり」ができ、各種活動が展開されているいことは大きな成果と言える。

改善提案と対策 実施後のアンケートにも見られたように、プログラムがかなりタイトであったことと、
時間に余裕がなかった点は挙げられる。準備企画から内容の精査を行い、遠方からの参加者を前提にしたプログラムの確立が検討事項である。
またプログラムの内容については、学生が主体的に参加する工夫も必要であると考える。
東北ボランティアの学生リーダーが一部のプログラム運営を担うかたちで準備を進めたが、時間の制約上、フォーラムの大きなフレームは事務局で設定しており、学生が主になり、学生のための企画を実施するという理想的な形態は現実的には難しかった。
各関係者から引き続き同様のフォーラムの開催を期待する声をいただいたり、今後、他県でも同様のフォーラムを開催する予定であるとの情報もある。震災列島日本において被災地支援、防災、減災について、全国の学生ボランティアのエキスパートたちに神戸に参集してもらい、阪神淡路大震災の知見について学び、今後の震災復興ボランティアについて考える機会を提供できたことは兵庫県に所在する大学コンソーシアムとしての一つの使命であり、重要な役割を果たせたと考える。
A-3 神戸市社会福祉協議会・ひょうごボランタリープラザ共済学生ボランティア事業
プログラム名 事業分類 社会連携・地域交流・学生交流
春休み熊本ボランティア活動
目的 <活動目的・ねらい・など>
2016年4月に発災した熊本地震の被災地において、地元のニーズを踏まえながら、学生自らが活動プラグラムを企画し、主催者から提供される事前の研修会や企画ミーティング、事前の現地ヒアリング調査などの準備を行い、仮設住宅団地に居住している子どもたちや高齢者など被災者を対象とした交流・支援ボランティアを行う。
内容

・熊本地震の復興支援として、現地の仮設団地において、学生たちが企画したボランティア活動を行う。
学生たちは主催から提供される研修会等において、まず熊本地震の概要を把握し、現在の状況を踏まえ、学生ボランティアが自ら、コミュニケーションツールとしてプログラムの企画立案を行い、現地の仮設団地の会長にボランティア内容についてプレゼンテーションを行うことにより、現地のニーズに沿った内容の精査及び現地の了解を得た上での交流・支援ボランティア活動を行う。
・また大学コンソーシアムひょうご神戸、学生交流事業として、2月に開催した「全国学生ボランティア交流フォーラムIN神戸」に参加した熊本大学、熊本学園大学のボランティア学生との1日目のテクノ仮設団地での交流や1日目夜の熊本大学ボランティア団体「熊助組」との活動報告会・意見交換会の開催を通して、地元熊本の大学生が定期的にまた具体的に行っている活動事例や課題を学び、共有し、今後の自身の活動に役立てる。

実施概要

平成29年
1月7日(土) オリエンテーション、
       第1回研修会(災害ボランティアとはI、U)
1月14日(土)第2回研修会(熊本地震について、支援内容の企画
       について)、グループ分け
2月 1日(水) 企画ミーティング1回目
2月 8日(水) 企画ミーティング2回目
2月13日(月)  企画ミーテクング3回目
2月20日(月) 事前ヒアリング学生・スタッフミーティング      
2月23日(木) 事前ヒアリング1日目(益城町テクノ仮設団地会長、
       飯野小仮設団地会長)
2月24日(金) 事前ヒアリング2日目(益城町小池島田仮設団地会長、
       熊本学園大学ボランティア意見交換会)
2月25日(土) 事前ヒアリング報告会・企画ミーティング4回目
3月 3日(金) 21時、こうべ市民福祉交流センター出発(バス車中泊)
3月 4日(土) 活動1日目:熊本県益城町テクノ仮設団地での
       ボランティア活動、熊本大学ボランティア団体
       「熊助組」との意見交換会
3月 5日(日) 活動2日目:熊本県益城町飯野小仮設団地及び
       小池島田仮設団地での活動21時現地出発(バス車中泊)
3月 6日(月) 8時 こうべ市民福祉交流センター着
3月15日(水) ふりかえりの会(ふたば学舎)

※当日11時30分からのふたば学舎主催、
神戸市立上野中学校震災体験学習プログラムにボランティアとしても参加(学生21名)

運営体制 ・大学コンソーシアムひょうご神戸 学生交流委員会 ボランティア事業ユニット校
 (甲南大学、神戸大学、神戸女子大学)
・神戸市社会福祉協議会
・ひょうごボランタリープラザ(兵庫県社会福祉協議会)
成果

・参加学生数は募集人数30名に対して、応募者が31名あり、選考会議を経て31名を採用した。
参加大学は以下のとおり。(関西国際1名、関西学院6名、甲南4名、神戸1名、神戸学院1名、神戸芸術工科1名、神戸市外国語2名、神戸女学院2名、神戸親和女子7名、兵庫1名、兵庫教育2名、兵庫県立3名)
・今回は初めてとなる神戸市社会福祉協議会、ひょうごボランタリープラザとの3者共催であったため、調整に時間はかかったものの、経費面、マンパワー面では効率的に実施することができた。
・益城町にある仮設住宅団地3箇所に訪問したが、両社会福祉協議会が現地で獲得してきた情報について、当該コンソボランティア担当が引き継ぎ、丁寧に現地の対応を行った結果、現地の仮設住宅自治会会長にもお褒め、労いの言葉を頂戴するなど、現地の方々にもご満足いただける活動となった。
・参加学生も自分たちで企画した内容を現地で披露するという形態に、やりがい、責任感を持って且つ自分たちなりの現地イメージを描き、精一杯考えたものを展開することができた。現地からのニーズ、自分たちの企画と活動したが、イメージどおりにうまくいかないものも多々あったが、概ね臨機応変に対応できていた。参加していただいた仮設団地の高齢者の方、子どもたちに笑顔があったのはその成果であろう。
・3月15日の振り返りの会の当日、会場となる「ふたば学舎」の主催する震災体験学習プログラムへのボランティア協力依頼があり、学生ボランティアに呼びかけたところ、21名の学生が参加した。
学生たちは紙食器づくり体験、炊き出し体験、避難所体験などに主体的に取り組んでおり、自ら動くという意識の高さを見て取ることができた。

改善提案と対策 ・改善事項:益城町で2日間にわたり活動を行ったが、学生の行いたいボランティア内容を重視し、グループ分けを行ったため、1日目、2日目のチームが違うチームで活動することになった。
今回の活動は準備期間が短いなかでの活動であったため、チームビルディングがうまくいかず、非効率な面があった。この点については、参加学生からも意見が寄せられているため、次回の活動実施時は改善を図るようにしたい。
・今回のボランティア事業は開始から終了まで約2か月ということもあり、上記のチームビルディングも含め課題は残るかたちとなった。次年度事業については、上記の改善も行うとともに学生スタッフ制度の導入も検討しており、今まで以上に、参加学生が主体的に取り組めるような体制を構築していきたいと考える。
B 日本財団学生ボランティアセンター協働 防災・災害復興支援学生ボランティア育成事業
プログラム名 事業分類 学生交流
日本財団学生ボランティアセンター協働 防災・災害復興支援学生ボランティア育成事業
目的 <活動目的・ねらい・など>
・兵庫県下で所属大学の枠組みを越えてボランティア活動を行う大学生を支援し、加盟校の学生、
 教職員による新しい連携と実践の機会を創出する。
・防災や災害復興支援のボランティア活動に対する大学生の関心を高める。
・防災、災害に備えて主体的に活動できる大学生ボランティアを育成する。
内容

・災害復興の現場体験や学生ボランティアの質向上に対するニーズに応えるために、活動体験実習や復興現地実習などを行う。
・大学関係者や地域社会に対して成果を発信することで、参加者の学びや体験を整理するとともに、大学生のボランティア活動に対する関心や参加意欲を高める。
・大学コンソーシアムの加盟校の研修施設がもつ資源を生かし、アウトドアスキルや現場作業で必要となる様々な技術や知識について体験を通じて提供する。
・2015年度実施プログラムでの参加学生(6大学11人)による成果や、学生提案を生かした取り組みを発展させる視点を持って運営する。
・本プログラムに初めて参加するボランティア未経験者から、災害ボランティア経験者やリピーター向けなど、参加学生の経験値や力量、関心に応じて、活動内容のステップアップや視野を広げることができる場づくりを行う。

実施概要

【実施期間】:平成28年4月〜平成29年3月
■Part1 6月4日(土)〜 5日(日)
 技術講習や体験プログラム(関西学院千刈キャンプ、1泊2日)
■Part2 7月9日(土)〜10日(日)
 丹波水害被災地域を訪ね学ぶフィールドワーク(丹波市、1泊2日)
 Part2 10月2日(日)
 スピンアウト企画「ひなたぼっこカフェ「ウキウキうまい秋フェスタ」(丹波市)
■Part3 12月10日(土)〜11日(日)
 学生企画「丹波のええとこ発信隊『丹波×神戸 ええとこ発信バスツアー2016』
 WALKING AROUND 丹波」(丹波市)
■振り返りの会 3月15日(水)
 大学コンソーシアムひょうご神戸事務局

【協働先】日本財団学生ボランティアセンター(Gakuvo)

【協力】丹波市、被災地NGO恊働センター顧問村井雅清氏、KOBE足湯隊代表(神戸大学医学部保健学科作業療法学専攻2年)濱田有紀氏、一般社団法人 72時間サバイバル教育協会 代表理事 片山誠氏、共働プラットフォーム杉浦健氏、丹波市役所、下鴨阪自治会NPO法人丹(まごころ)、丹波復興女性プロジェクト会、NPO法人兵庫県有機農業研究会、キャンプリゾート森のひととき、済納寺、山名酒造株式会社NPO法人いちじま丹波太郎、グルメリア但馬、丹波市立ライフピアいちじま

運営体制 コーディネーター:中水かおる副事務局長
事務局:学生交流委員会Gakuvoボランティア事業ユニット
(リーダー校:関西学院大学、
ユニットメンバー校:甲南女子大学、神戸学院大学、
神戸常盤大学・短期大学部、神戸山手大学・短期大学、宝塚大学)
成果

@加盟校の学生同士が、事業を通じて交流することで新たな学びや体験が得られた。
A加盟校の研修施設がもつ資源を生かし、アウトドアスキルや現場作業など活動の場で必要となる様々な技術や知識を、直接体験を通じて得ることが出来た。
Bボランティア活動体験実習や復興現地実習などを行い、災害復興現場のニーズである「学生ボランティアの質向上」を実現。
C活動成果を関係者や地域社会に発信することで、学生ボランティア活動への関心や参加意欲を高める。
基本的な災害に対する自助、共助のプログラムとして構成し、平成27年度より立ち上げ、3ヵ年計画で事業設計している。2年目を迎えた今年は、加盟校の学生22名、県内高校生8名が参加。
昨年度の経験を踏まえて、被災地フィールドワークを現地の方との交流を深めるため、Part2では前年度の日帰りから1泊2日に期間を延長した。また、複数年にまたぐ事業の成果として、昨年度のプログラム修了生が最終報告会で企画提案した「学生企画」を今年度の学生が継承して実施したり、昨年度の修了生と社会人となった卒業生がプログラムをサポートする形で参画する動きが生まれて、今期の学生たちへの刺激となり、当初は予想していなかった展開として、被災地の高校生と阪神間で学ぶ高校生、大学生がともに活動する連携プログラムを学生企画・実現することができた。
プログラム運営者や教職員、コーディネーターが一方的にミッションを与えるのではなく、参加学生が自分たちで試行錯誤し、被災地復興に向けて、荒削りな部分はありながらも自分で考え、自立的に活動を試みるユニークな成果が生まれ、学生の成長を感じることができ、兵庫県内で学ぶ高校生が、コンソ加盟校の大学生と出会い、世代を超えてともに学び合える場を創出することができた。

改善提案と対策 日本財団学生ボランティアセンターとの共催により、当初計画通りプログラムは進行しており、来年度も同様の枠組みで継続する。

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