活動報告

平成28年度事業報告(教育連携委員会)

事業報告の概要

教育連携委員会

委員長校:関西国際大学

副委員長校:兵庫県立大学

委員校:大手前大学、関西福祉大学、関西学院大学、聖和短期大学、甲南大学、神戸大学、
神戸医療福祉大学、神戸学院大学、神戸芸術工科大学、神戸松蔭女子学院大学、
神戸女子短期大学、神戸親和女子大学、神戸常盤大学、神戸常盤短期大学部、
神戸山手大学、神戸山手短期大学、園田学園女子大学、園田学園短期大学部、
姫路獨協大学、流通科学大学 計22校

目的

県下大学の教育事業についての相互連携や高大連携の促進、教育資源活用に関する相乗効果を図る。
教育活動を通じて、多様な学生の交流を促進し、学習動機と学習経験の強化、教育効果の向上を目指す。
学生が所属大学の垣根を越えた学びに対し、単位認定の道を開くことで、コンソーシアム事業への参画の動機づけや、地域貢献活動の実現も期待する。

内容

1.単位互換事業
 (1)集中講義による単位互換制度の施行
 (2)学生派遣プログラムによる単位互換
 (3)学生の送り出し大学拡大の試行
 (4)単位互換協定締結大学、科目開放覚書締結大学及び開放科目の拡大
2.高大連携事業
 (1) ひょうご高校大学コンソーシアム
3.就職支援事業
 (1)合同企業説明会
 (2)企業とキャリアセンターとの意見交換会
 (3)県内の隠れた名企業魅力発見ツアー
 (4)企業経営者による体感講義
 (5)企業若手社員による学生への啓発

期待される効果

1.単位互換事業
  ・集中講義形式の単位互換を行ったが、開放科目校・科目数及び履修者数は昨年度と
   ほぼ同数であった。 
  ・海外活動を含むの開放科目への履修者が2名あり、単位互換を通しての国際交流
   活動が促進されている。
  ・協定・覚書を締結していない加盟校に対しても積極的に呼びかけた結果、新たに2校が
   覚書を締結した。
2.高大連携事業
  ・高校関係者と大学関係者との「円滑な高大連携に向けての意見交換会」を開催し、
   高大連携をめぐる多くの課題の情報共有と解決に向けての検討が少人数グループ
   形式で行われた。
3.就職支援事業
  ・大学キャリアセンターと県下企業と代表者や若手社員との情報交換がなされ、大学
   キャリアセンターにとって今後の県下企業への具体的アプローチに役に立ったと
   考えられる。
  ・県内企業魅力体感講座などにより、県下企業のことを学生が理解する機会が増え、
   今後の県内大学生の地元就職支援につながっていくと思われる。

(実施プログラム概要)
@ 単位互換事業(単位互換プログラム)
プログラム名 事業分類 学生交流・その他
単位互換事業(単位互換プログラム)
目的 <活動目的・ねらい、など>
単位互換制度は、大学コンソーシアムひょうご神戸に加盟する大学の学生に、加盟大学の特色や教育資源を活かし、様々な分野の幅広い学習機会を提供し、加えて、学生が大学の枠を越えて他大学の学生と交流し、多様な価値観に触れ、学習動機を高める機会を設けることを目的としている。
内容 @集中講義による単位互換制度の試行
平成28年度は、昨年度に引き続き、これまでの実績及び各大学のカリキュラムをふまえ、通期の講義ではなく、集中講義の単位互換を行うこととする。学生がより履修する科目を開放し、複数大学の多くの学生が履修対象となるとともに、学習機会を通じての学生交流の機会ともなる。

A2016年度学生派遣プログラム
「大学コンソーシアムひょうご神戸」国際交流委員会と連携のもと、海外でのフィールドワーク型プログラムを実施する。

B学生の送り出し大学拡大の試行
平成27年度に引き続き、学生の送り出し大学を「単位互換事業に関する協定書」を締結している大学まで拡大することとする。

C単位互換協定締結大学、科目開放覚書締結大学及び開放科目の拡大平成27年度の科目提供覚書締結大学は、23校(21大学、2短期大学・部)。
「大学コンソーシアムひょうご神戸」加盟校42(33大学、8短期大学・部、1高等専門学校)のうち、協定を締結していない加盟校に対しても積極的に呼びかける。
実施概要 科目開放校 科目名 単位 開講期間 履修者数
大手前大学 海外ボランティア演習 2単位 1/25(水)〜1/29(日) 0人
  考古学実習 2単位 10月〜12月の土曜日に実施 0人
関西国際大学 英語で学ぶ経済学 2単位 9/1(木)〜9/7(水) 0人
  北米と日本 2単位 8/31(水)〜9/7(水) 0人
  北米と日本 2単位 2/13(木)・17(金)・20(月) 0人
  国際社会と政治 2単位 2/4(土)・6(月)・10(金) 0人
  災害と安全 2単位 2/2(木)・3(金)・6(月)〜8(水) 4人
神戸大学 臨海実習 II 1単位 8/10(水)〜8/13(土) 0人
  農場と食卓をつなぐフィールド演習 1単位 8/31(水)〜9/2(金) 3人
  瀬戸内の産業と物流 2単位 9/6(火)〜9/9(金) 2人
神戸常盤大学 国際保健医療活動II 1単位 9/10(土)〜9/19(月) 2人
兵庫県立大学 兵庫の災害と防災 2単位 8/17(水)〜8/19(金)又は8/31(水)〜9/2(金) 1人
  防災実践講座 2単位 9/6(火)〜9/8(木) 2人
【参加者数】7大学  (学生)14人
(内訳)関西国際大学 3人、兵庫県立大学 2人、関西学院大学 4人、神戸松蔭女子学院大学 1人、
神戸親和女子大学 2人、神戸山手大学 1人、神戸市立外国語大学 1人
運営体制 委員長校、副委員長校、教育連携委員校、単位互換「覚書」締結校、大学コンソーシアムひょうご神戸事務局
成果 @集中講義による単位互換制度の試行
平成27年度から、集中講義の単位互換を行うこととしたが、開放科目校・科目数、及び、履修者数は昨年度とほぼ同数であった。
平成28年度 5校、開放科目数13科目、履修者14名(7大学)
平成27年度 6校、開放科目数14科目、履修者17名(6大学)
平成26年度 25校、開放科目数118科目、履修者31名(9大学)

A2016年度学生派遣プログラム
「大学コンソーシアムひょうご神戸」国際交流委員会と連携のもと、アメリカ合衆国等を中心としたフィールドワーク型プログラムを実施する。
国際保健医療活動U (提供校:神戸常盤大学)に2名の参加者があった。

B学生の送り出し大学拡大の試行
学生の送り出し大学を「単位互換事業に関する協定書」を締結している大学まで拡大したが、学生の送り出し大学はなかった。

C単位互換協定締結大学、科目開放覚書締結大学及び開放科目の拡大
平成28年度の単位互換協定締結大学:35校(29大学、6短期大学・部)、
科目提供覚書締結大学:23校(21大学、2短期大学・部)。
「大学コンソーシアムひょうご神戸」加盟校41(33大学、7短期大学・部、1高等専門学校)のうち、協定・覚書を締結していない加盟校に対しても積極的に呼びかけた結果、現時点では、芦屋大学は覚書を締結していただいた。
改善提案と対策 1.単位互換協定締結大学、科目開放覚書締結大学及び開放科目を拡大するため、協定を締結していない加盟校に対しても積極的に呼びかける。
平成28年度 単位互換協定締結大学:36校(29大学、6短期大学・部)、
科目提供覚書締結大学:23校(21大学、2短期大学・部)。
※「大学コンソーシアムひょうご神戸」加盟校41(33大学、7短期大学・部、1高等専門学校)

2.集中講義に限定せず、地域と関連するなど特色のある科目について、精査して提供する。

3.広報媒体のポスターやチラシを学生が作成することで、より学生が履修してみたいと思えるような内容にする。
A 高大連携事業(ひょうご高校大学コンソーシアム)
プログラム名 事業分類 高大連携
高大連携事業(ひょうご高校大学コンソーシアム)
目的 <活動目的・ねらい、など>
「ひょうご高校大学コンソーシアム」を継続的に開催していくことにより、高大連携をめぐる多くの課題について意見交換を行うことができ、県下の高大連携についての推進を目指す。
内容 「これからの時代に求められる人材を育成するための高大接続の在り方」をテーマに、加盟大学の高大連携担当者と県下の高等学校、県教育委員会で、率直な意見交換と相互理解を深める場を継続的に設ける。
実施概要

【日程】 2017年3月7日(火) 14:00〜17:00 
【場所】 兵庫国際交流会館
【内容】
1.講演 「高大接続改革の行方」 関西国際大学 学長 濱名 篤 氏
2.グループに分かれての意見交換
  ・高校の教育の現状
  ・高大接続教育、高校の授業、大学の授業の在り方
  ・大学の入学前教育
  ・大学での授業の受講(高校での単位認定と大学での単位認定)
  ・大学教育への期待
  ・大学入試改革
  ・その他、高大連携に関すること
3.「文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業(主体性等分野)について」のご案内
  関西学院大学 高大接続センター課長補佐 山田 高幹 氏
4.各グループ意見交換内容の発表

参加者数 高校関係 24人、大学関係25人 大学コンソ事務局3人 計52人  

運営体制 委員長校、副委員長校、教育連携委員校、兵庫県教育委員会、大学コンソーシアムひょうご神戸事務局
成果 1.講演 「高大接続改革の行方」
  ・日本の大学教育の特徴と深刻な社会との接続
  ・高大接続改革とは
  ・高校教育の行き過ぎた多様化と質保証
  ・「質保証」のための 高等学校教育基礎学力テスト
  ・高大接続改革で大学教育が変わるのか
  ・大学入試改革の行方

2.グループ別意見交換より
・大学の出前講座に生徒が参加することなどにより、大学での学修内容や研究内容を知ることで学修意欲や進学意識、大学の教育研究に興味を持つ意味は大きい。予算の確保、引率の負担の問題はある。実験実習や自分で考える授業が良い。ネット配信で公開されている大学の授業の受講を勧める。(GACCO)

・生徒、学生の基礎学力の低下という問題。もっと根本的な、小さなときからの対応、一人の生徒の成長を見守り続けるような視点やシステム、中学校、高校、大学が連携して子供を見続けるような体制作りが必要なのではないか。

・最近の入試は、効率面や結果だけを追い求めている傾向がある。大学も学生獲得のために受験科目を減らしているところがあるが、生徒はどうしても安易な方に流されるので、幅広い勉強をしなくなるという状況がある。ポートフォリオを使った入試について、導入するには公平性の観点から難しい面もある。

・入学前教育がアウトソーシングされ、各大学で同じ内容になっている。

・高校としては大学へ行かない生徒の対応もある。

・「連携」ははじめからつながっている意味なので、高大は「接続」して今切れているものをつなぐ。

・アクティブラーニングでの教員の問いかけ力として、なぜ、どのように、なぜまちがったか、振り返りなど高校教育でもやってほしい。

・入試が決まらないと高校のカリキュラムが決まらない。
改善提案と対策 ・意見交換だけに終わらず、そこから課題解決に向けてへの具体的方法の検討
・テーマ別かテーマをしぼるなど、また、より少人数グループでの深い議論
・開催時期を年内に変更することの見直し
B 就職支援活動(大学キャリアセンターと連携した県内大学生の地元就職支援)
プログラム名 事業分類 国際交流・社会連携・地域交流・高大連携・学生交流・情報交流・発信・その他
大学キャリアセンターと連携した県内大学生の地元就職促進プロジェクト
目的 <活動目的・ねらい、など>
兵庫県は多くの大学生を抱えながら若年人口減少傾向にあるが、これは大学生が就職時県外に流れていることに起因するものである。県内には中小優良企業が多数存在しているにも関わらず、学生にそれら企業情報や就職情報が伝わっていないのが問題である。学生にこれら情報を正しく伝えるために企業と大学キャリアセンターのより緊密なネットワークを作り、企業情報を県内全大学のキャリアセンターで共有・活用することが必要である。また学生に対してはキャリア教育の一環として働くことの意義、楽しさ等を伝えることにより、就職先の検討の際に必ずしも企業規模のみが判断基準ではないことを理解せしめる。
内容 (1) 大学キャリアセンターの情報発信力強化
@ 合同企業説明会
中小企業家同友会と連携をして、キャリアセンター職員向けの
合同企業説明会を開催
A 企業とキャリアセンターとの意見交換会(計5回)
大学が目指す人材育成像、企業が求める人材像について、
キャリアセンターと県内企業が意見交換
B 県内の隠れた名企業魅力発見ツアー(計8回)
中小企業の姿を現場で体験する見学ツアーを開催(工場見学、
若手社員との懇談等)

(2) 大学生のふるさと意識の醸成
@ 県内企業魅力体感講座(計3回)
県内中小企業の経営者が、地域に根ざした先進的・実践的な自社の取組や課題解決事例等、
直接学生に講和し、 学生の地元意識の高揚を図る
A 企業若手社員による学生への啓発(計3回)
学生のふるさと意識の高揚を図るため、県内企業で働く若手社員と学生が意見交換する場を設定
実施概要

(1) 大学キャリアセンターの情報発信力強化
 @ 合同企業説明会 2017年3月25日(土)9時45分〜10時45分

 A 企業とキャリアセンターとの意見交換会
〈第1回〉2016年7月1日(金)13時〜17時 
〈第2回〉2016年11月18日(金)18時〜21時
〈第3回〉2016年10月15日(土)17時〜18時
(※「ひょうご留学生インターンシップ」報告会の第二部として開催)
〈第4回〉2016年12月12日(月)18時〜20時 
〈第5回〉2017年2月18日(土)18時〜19時

 B 県内の隠れた名企業魅力発見ツアー
〈第1回〉2016年8月19日(金)9時45分〜17時 
〈第2回〉2016年9月16日(金)9時〜17時
〈第3回〉2016年11月29日(火)9時〜12時   
〈第4回〉2016年11月29日(火)13時〜17時
〈第5回〉2016年12月13日(火)9時〜12時   
〈第6回〉2016年12月13日(火)13時〜17時
〈第7回〉2017年2月14日(火)9時〜12時    
〈第8回〉2017年2月14日(火)13時〜17時

(2) 大学生のふるさと意識の醸成
@ 県内企業魅力体感講座
〈第1回〉出前授業 2016年10月7日(金)13時〜14時30分
〈第2回〉出前授業 2016年12月3日(土)13時〜14時30分
〈第3回〉しごとリサーチ交流会 2017年2月18日(土)13時〜15時
〈第4回〉ひょうご就職サミット2018 2017年3月25日(土)11時〜16時30分
A 企業若手社員による学生への啓発
〈第1回〉キャリア100人会議 2017年1月7日(土)13時30分〜17時30分
〈第2回〉合同模擬グループディスカッション 2017年2月18日(土)13時〜18時15分
〈第3回〉神戸就活交流会 2017年2月25日(土)13時〜17時

運営体制 大学コンソーシアムひょうご神戸事務局   
協力:兵庫県中小企業家同友会
成果

各プログラム参加者数
(1) 大学キャリアセンターの情報発信力強化(キャリアセンター・企業等数)
@ 合同企業説明会 【13校17名】
A 企業とキャリアセンターとの意見交換会
〈第1回〉【教職員11校11名・10社1団体14名 計25名】 
〈第2回〉【教職員14校20名・企業16社19名・1団体1名・行政1名 計41名】
〈第3回〉【教職員9校14名・企業20社30名・行政他9名 計53名】
〈第4回〉【教職員6校6名・企業2社2名・1団体1名 計9名】
〈第5回〉【教職員12校13名・企業10社13名 計26名】

B 県内の隠れた名企業魅力発見ツアー
〈第1回〉【教職員8校8名・学生1校1名・行政1名・マスコミ1名 計11名】 
〈第2回〉【教職員5校5名・学生1校6名・1団体1名・行政1名 計13名】
〈第3回〉【教職員4校4名・学生2校3名・1団体1名 計8名】 
〈第4回〉【教職員4校4名・学生2校4名・1団体1名 計9名】
〈第5回〉【教職員6校6名参加】 〈第6回〉【教職員5校5名】
〈第7回〉【教職員4校4名・学生6校10名 計14名参加】 
〈第8回〉【教職員4校4名・学生6校10名 計14名】 

(2) 大学生のふるさと意識の醸成(学生数)
@ 県内企業魅力体感講座
〈第1回〉出前授業 【1校19名】 
〈第2回〉出前授業 【2校14名】
〈第3回〉しごとリサーチ交流会 【13大学76名】 
(第4回〉ひょうご就職サミット2018 【21校173名(他校も含め計255名)】

A 企業若手社員による学生への啓発
〈第1回〉キャリア100人会議 【8大学14名】 
〈第2回〉合同模擬グループディスカッション 【13大学70名】 
〈第3回〉神戸就活交流会 【10大学56名】

改善提案と対策 @企業・大学の実質的な協働(例:大学のキャリア教育と企業の新卒教育の連携)を意見交換会を中心に検討していく。
A各大学のキャリアプログラムに大学コンソーシアムひょうご神戸のプログラムを位置づけて頂けるよう協力を依頼する。
B学生向けイベントにおける学生集客手段としてSNS等のネットワークを活用する。

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