新卒採用、企業は何を求めている!?
『企業調査結果レポート』

採用において、「企業が求めている人材」「大学において習得すべき知識・技能」は必要不可欠な情報となります。
そこで、地域産業のニーズ調査として兵庫県内の企業に実施。
その調査結果を基に、企業に必要とされる取り組み、企業が大学・学生に求めていること、大学・学生が企業に求めていることをまとめました。

アンケート調査概要

●調査対象:兵庫県内の企業         
●調査期間:2018/5/1〜2018/6/30
●回答企業数:36社(229社依頼。回収率15.8%)
●調査方法:企業にアンケート(紙面)を配布・回収

アンケート調査結果 目次

1.採用実績(問1〜6)
2.採用活動における取り組み(問7〜9)
3.採用活動における課題(問10〜11・14)
4.採用における重視項目(問12〜13)

T.企業に必要とされる取り組みについて

(1)新卒採用実績から考察すること(問1〜問6)

内定辞退率29.4%(問2:平成30年度採用実績 内定211名⇒辞退62名)の高さは気になるところだが、就職ナビ各社の調査においても企業の新卒採用における内定辞退率は25〜30%であり、極めて特徴的だとはいえないといえる(但し、高卒は基本的に内定辞退がほとんどないものと考えた時に、大卒者だけで見れば内定辞退率は全国的な平均より高い可能性もあり)。

【問2】直近の採用状況について

しかし、多くの企業の人材確保状況が満足のいくものでない現実(問3)を見た時に、応募数が決して多くなく、面接者の3.6人に1人の割合(問2:平成30年度採用実績 面接767名⇒内定211名)で内定を出さざるを得ない状況が課題であると思われる。また採用手段においては高卒も含むため、ハローワークの利用度が最も高いことは当然だと思うが、意外にも大卒も含めた時に大学との連携、就職ポータルサイト、求人広告等の利用度が低いことが応募数そのものの確保につながっていない背景ではないかと考える。特に男性の採用においては苦戦が見られるが(問5)、それは総合職・技術職等職種採用への苦戦ともいえるのではないだろうか。男性の大卒学生の採用においては、やはり男性比率が高い総合大学へのアプローチへの注力をお勧めしたいところである。

【問3】人材の確保状況について

【問5】求める人材の過不足感

一方、周囲からの紹介(アルバイトからの登用含む)による採用決定割合は高く、近年注目が高まっているリファラル採用(紹介採用)の効果の高さを感じることもできる。

採用手段を見直し応募の母集団を増やす対策を考えながら、紹介採用については今後も大学、高校との関係強化による学校ルートでの紹介も含め、より注力されて行かれることが採用成功への道筋の一つだといえるのではないだろうか?

※参考データ(2019年卒マイナビ企業採用活動調査より)
 特に注力している新卒採用手法(大卒)
 1位:学内セミナー(21.4%)
 2位:学校訪問(20.9%)
 3位:体験型インターンシップの受け入れ(19.8%)
 4位:最終面接段階や内定後の会社訪問(11.1%)
 5位:適性検査(紙)(10.0%)
 6位:採用に直結しないオープンセミナー(9.6%)
 7位:秋採用や通年採用(8.0%)
 8位:学力テスト・筆記試験(紙)(6.7%)
 9位:エントリーシート(紙)(6.6%)
10位:エントリーシート(WEB)(6.4%)

(出典:マイナビ 新卒採用サポネットより https://saponet.mynavi.jp/

(2)採用において打ち出していきたいポイント

一般社団法人
大学コンソーシアムひょうご神戸

TEL:078-271-0233 FAX:078-271-0244
Email:info@consortium-hyogo.jp

〒651-0072
兵庫県神戸市中央区脇浜町1丁目2-8
兵庫国際交流会館1F